田野まちづくり協議会

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今朝出勤しましたら、流しの中に奇妙なものが鎮座しておりました。
田舎者なので見覚えはあるのですが、間近で見たのは初めて。

皆さんは「銀竜草／ギンリョウソウ」ってご存じでしょうか？
やたら白いです、驚きの白さです。



腐生植物と言って葉緑体がなくて土中の菌で育つそうです。
調べてみたらこんな感じでした（ウィキペディアより）↓



夜が似合いますねえ。
まるで気品のある青ざめた貴婦人のようです。

さて、なぜ調べたかというと目の前の銀竜草の状態が健全なのか、まさに枯れようとしているところなのか分からなかったからです。



うなだれまくってます、土下座状態です

今年行う事業の中に「鰐塚山開き準備事業」と言うのがあります。
来年の山開きに備えて登山ルートの確認や、危険箇所の整備等などを1年かけてじっくりやろう。
と言う事業です、つまり来年は鰐塚山登山のイベント（よろしくね）が登場するというわけですが。
とりあえず下調べに行って下さった方が銀竜草に感嘆して連れて帰ったのだろうと思います。

太陽や水で育つわけではないので、人が趣味で育てるのは非常に難しい、とあります。
ですわな

でもね、土中の菌と言えば心当たりがあるんですよ
これまたまちづくりで育てている「土着菌」です、秋の農業体験イベントで有機栽培を行う為に作っているんですが、これが大変です。
米ぬかと水と砂糖をエサに発酵させるんですが、毎日かき混ぜないと熱がこもりすぎて菌が煮えてしまうんです。
私はまだ今年はかき混ぜに参加してないんですよ
毎日500kg混ぜて下さってる方々に心から感謝です、私ももちろん参加しますよ

その土着菌とは1年ぶりの再会でしたが、辺りに立ちこめている甘いような酸っぱいような発酵の香りが漂っていて懐かしかったです。
決して嫌な臭いではないですよ、手を突っ込んだらほかほかして温かかったです
もう少し香りがマイルドだったら、砂蒸し風呂みたいにしても全然いけると思うんですけどねえ。

まあとにかく土着菌パワーで銀竜草が復活してくれる事を願います。